広島が7日、巨人へFA(フリーエージェント)移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として、長野久義外野手(34)を指名したと発表した。

 鈴木球団本部長は「リストを精査して彼が一番良い選手という判断をした。野手、投手を含めて長野が数年は輝いてくれるだろうと。FA権を持っているので
引っかかるところもあったけど、中堅で実績もある。彼の経験を若いチームのなかで生かしてほしい。新井が競争のなかで輝きを放ったように彼も同じようになってほしい」と
期待を込めた。

 長野は福岡・筑陽学園高から日大、ホンダを経て2010年にドラフト1位で巨人入り。1年目に新人王に輝き、11年に首位打者、12年には最多安打を獲得。
2011−13年にはベストナインとゴールデングラブ賞を3年連続で“ダブル”受賞している。

 広島は2年連続セ・リーグMVPに輝いた丸の代役として実績十分のベテランを獲得。さらにAランクとみられる丸の昨季年俸2億1000万円(推定)の
50%にあたる1億500万円が金銭補償される。

サンスポ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000549-sanspo-base