元J1ヴィッセル神戸DFの近藤岳登(37)が5日、大阪市内で行われたピン芸人日本一決定戦「R―1ぐらんぷり2019」の予選1回戦に登場。初参戦のお笑い賞レース初戦を見事に突破した。

26歳でJリーグに遅咲きデビューした異色男の新たな挑戦。戦いの場を移したのは、経歴とはまったくの畑違いにもかかわらず、37歳のデビュー戦はトークの流ちょうさも、観客のつかみも上々だった。

ネタは「合コンで女性がJリーガーに引っかからない心構え」。最初にチヤホヤせず、相手の契約方式を確認するの大事と訴え、
推定30億円以上の年俸を手にしているイニエスタら高給を手にするA契約なら「どんどん行って」。
一方、C契約なら年俸60万円なんて選手もいる事情を明かしながら「こういうのが声を掛けてきたら“Jリーガー詐欺”の可能性があります」と語り、自分を指さして笑いを誘った。

終了後は、元サッカー選手らしい採点方法で「1ゴール1アシスト」と自己評価。ただ、
ネタ披露時間が2分しかないことには「90分(サッカーの前後半)で勝負してきた男だから短かったね」と少々勝手が違ったよう。

それでも、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシー関係者も「かなりいい出来でしたね」と感心しきり。
会場の反応も良かったことを振ると、ニンマリしながら「サッカーではあまりテレビに出られなかったから、これ(R―1)で出て、顔を全国の人にもっともっと知ってもらいたいね」。
俳優になる夢もあるといい、そのためにも今春、フジテレビ系で全国にオンエアされる決勝進出が夢だ。

ダークホースとして勝ち上がれるのか?そして、最後に“Vゴール”を決められるのか?注目だ。

◆近藤岳登(こんどう・がくと)1981年(昭56)2月10日、愛知県豊川市出身。2007年に神戸に入団し、13年に三戸に移籍。
14年からプレーしていたFC大阪とは一昨年11月に契約満了し、昨年1月に現役引退を発表。同3月に大阪・西梅田の劇場「ポストよしもと」のこけら落とし公演で舞台デビュー。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00000003-spnannex-ent
1/6(日) 5:30配信

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