男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は2日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの錦織圭が世界ランク63位のD・クドラ(アメリカ)を7-5, 6-2のストレートで破り、今季初戦を白星で飾る好スタートを切った。

1回戦免除の錦織はこの日が初戦で、序盤はクドラの強打に苦戦。しかし、鋭いストロークを武器に徐々に主導権を握ると、第10ゲームから3ゲームを連取して第1セットを先取。

第2セットに入っても勢いが衰えない錦織は、第1ゲームでクドラのサービスゲームを破る。さらに、このセットではファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得すると1度もブレークチャンスを与えず、1時間19分で勝利した。

準々決勝では、第6シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。世界ランク19位のディミトロフは、2回戦で同38位のJ・ミルマン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

ベスト4進出を狙う錦織はディミトロフに4勝1敗と勝ち越しており、昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)2回戦では逆転勝ち。2017年のブリスベン国際決勝ではディミトロフにフルセットで敗れた。

同日の2回戦では、予選勝者の内山靖崇が世界ランク14位で第3シードのK・エドモンド(イギリス)をストレートで破る金星をあげ、自身初のツアーベスト8進出を決めている。


1/2(水) 13:07配信 tennis365.net
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