「総合格闘技・RIZIN」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

出場選手による個別インタビューが29日、都内で行われた。

ボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(41)との
世紀の異種格闘技エキシビションマッチに挑むキックボクシングの天才・那須川天心(20)=TARGET=は
「今までは迎え撃つ立場だったんですけど、今回はチャレンジャー。メイウェザーは自分の攻撃をよけようとすると思う。
自分はやってきたことをしっかりだして、パンチを絶対にメイウェザー選手に当てたいと思います」と、力強く宣言。
あと2日に迫る中、ようやくこの日、日本へ移動となったメイウェザーについては「まあ試合は絶対やると思ってるので、自分の100パーセント出すだけ。
まだ日本に着いてない?そうですね。本当に別になんとも思わない。時差とか大丈夫なのかなと(笑)」と、笑った。

体重差もある中での戦い。主戦場の体重差は8キロ以上に及ぶ。「減量ないのは初めてですね。アマチュア以来。
まさかプロになってこういう試合をやるとは。試合してからじゃないと分からないと思う。
調整はすごく楽なんですけど」と体は充実。
「ハンドスピードだったり全体のスピードはメイウェザー選手に速い部分あると思うけど、自分の方が速い部分も見つけてる。
一瞬のスピードだったり」と、勝機は見出してる。

ルールはボクシングルール。
「キックはなしのルールになっているが、ありだったらめちゃくちゃ蹴ってやりたい」と笑いながら、
今月行った2週間の米国合宿で「USAキャンプ 2週間アメリカにいってトレーニングさせてもらいました。
マスやったりミットやったり、メイウェザー選手にパンチを当てるためのテクニックを練習させてもらいました」と、手応えを得た。

対戦が決まった当初、あまりにもビッグネームな相手に「恐怖心もあった」と素直に告白。
それでも「そんなことは言ってられないし、もうなくなった」と、キッパリ。
鮮やかな金髪の理由を問われ「すごく強い主人公は金髪説がある。
ドラゴンボールだったり、七つの大罪だったり。主人公なれれば」と、笑った。
「日本のアスリートを代表して、倒しにいく」。強い決意を持って、大みそかのリングに上がる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00000082-dal-fight
12/29(土) 16:50配信