どうやら“MOCO’S”ファンの奥様方には、早くも平成30年は終わったも同然であるらしい。朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)内の料理コーナーに過ぎなかった速水もこみち(34)の「MOCO'Sキッチン」が、年内は放送されないことがハッキリしたのだ。

 日テレとしては、もこみち人気をそっくりドラマに取り込もうとしたようだが、いまや彼は単なる“料理好き俳優”には納まらないのだ――。

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 日テレの開局65周年を記念して立ち上げられたプロジェクトの一環として、12月10日にスタートしたミニドラマ「生田家の朝」(月曜〜金曜・朝8時前の7分間)。企画と主題歌に福山雅治(49)、脚本にバカリズム(43)、メインキャストにはユースケ・サンタマリア(47)や尾野真千子(37)を起用して、話題とはなっている。だがしかし、日本テレビもこんな騒ぎになるとは想像していなかったようだ。

 朝の情報番組「ZIP!」の中で同ドラマを始めるにあたり、犠牲となったのが速水もこみちの「MOCO'Sキッチン」だった。それが予告もなく放送休止されたために、“MOCOが終わったのか!?”とネット上では大騒ぎに。慌てて、日テレが「MOCO'Sキッチン」が来年1月7日に再開されることを発表したにもかかわらず、恨み節が巻き起こっている始末だ。芸能記者が言う。

「ドラマがスタートして10日以上が過ぎたというのに、いまだにSNSなどでは〈MOCO'Sキッチンを見ないと一日が始まらない〉とか〈「ZIP!」はMOCO'Sキッチンでもってるようなものなのに……〉といった書き込みが見られます。ドラマのほうは家族を描いたにもかかわらず、完全に主婦層を敵に回してしまいました。日テレとしては、誤算だったに違いありません。2011年4月に『ZIP!』と一緒にスタートした『MOCO'Sキッチン』は、当初ほどの話題性は減ったものの、いまやただの料理コーナーではないのです。身長186センチ、8頭身というイケメンのもこみちが、長い腕を振りながら豪快にオリーブオイルを振りかけ、料理する様は、夫や子供を送り出したあとのコアな主婦ファンにとっては元気の素になっているのですから……」

 その人気は、もこみちの料理本やキッチン用品の品揃えを見ればよくわかる。

「MOCO'Sキッチン」のレシピ集だけでも13冊、そのほかの料理本もあわせると、すでに20冊を数える。本物の料理人でもなかなかこうはいくまい。

“MOKOMICHI HAYAMI”ブランドのキッチン用品ともなれば、公式オンラインショップには、一流ブランドとのコラボ商品が52アイテムも並んでいる。いずれも、もこみちが普段から愛用しているものや、機能性の高いものをセレクト! というのがウリだ。

>>2以降に続きます

12/26(水) 7:00配信 デイリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181226-00554166-shincho-ent