◆バスケットボール 全国高校選手権(ウィンターカップ)大会第2日▽男子1回戦 能代工84―67美濃加茂(24日・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 3年ぶり出場の能代工(秋田)が、危なげなく初戦を突破した。美濃加茂(岐阜)の2メートル2センチのセンター(C)アジャイ・アーノルドに28得点、21リバウンドを許したものの、粘り強いディフェンスからチームで12本の3ポイントを沈めリズムをつかんだ。

 就任2年目となる、能代工OBで元日本代表の小野秀二コーチ(60)は「こんな形でウィンターカップに戻ってくるとは。苦しい場面もあったが、持ち味のトランジション(攻守の切り替え)からテンポがよくなった。佐藤が3ポイントをよく決めてくれた」と、4本の3ポイント決めたシューティングガード佐藤侃(なお、3年)をたたえた。

 今年の高校総体では3回戦で八王子学園八王子に敗れ、ベスト8進出はならず。前身の高校選抜を含めウィンターカップ優勝19回、高校総体優勝22回を誇る名門復活に挑む指揮官は「なるべく多く試合がしたい。チャレンジャーの気持ちです」と話していた。


12/24(月) 20:40配信 スポーツ報知
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