映画「十二人の死にたい子どもたち」(来年1月25日公開、堤幸彦監督)の主要キャスト12人のうち、隠されていた「4番」の少女を演じる女優が23日、明らかになった。
その正体は、橋本環奈(19)。
この日午後、東京、大阪、福岡の街頭大型ビジョンで、映像が一斉に流された。

集団安楽死を遂行するため廃病院に集まる12人の未成年のうち、11人は11月に発表されていた。
しかし「4番」の秋川莉胡(リョウコ)だけがマスクと深めにかぶったニット帽で顔が隠されていた。
そのため、SNS上で劇中さながらの推理合戦が繰り広げられることになった。

「緊張しました。私だ、って発表されてガッカリされたらつらいし…」と解禁までの1カ月を振り返った橋本。
自らを虚像と信じて葛藤を抱える人気女優を演じ、「作られた人間よ! 大勢の大人が時間とお金をかけて作った商品よ!」と自分自身について口走る衝撃的なシーンもある。

杉咲花(21)、新田真剣佑(22)、北村匠海(21)、高杉真宙(22)、黒島結菜(21)ら若手の実力派俳優陣との演技合戦が見どころ。
橋本は「シンジロウ(新田)が泣くシーンで、台本には泣くと書いていないのに、全員が泣いちゃったり、感情も感染していきました」と振り返る。

役者はそろった。12人の前に現れる死体の謎、そして集団安楽死の行方−。
いよいよサスペンスが幕を開ける。

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2018年12月24日 5時19分 サンケイスポーツ

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