中国のスポーツメディア・全体育が20日に伝えたところによると、中国卓球界のレジェンドと称される同国卓球協会の劉国梁(リウ・グオリアン)会長が、日本の張本智和の性格を称賛した。

韓国仁川で開催された卓球のワールドツアー・グランドファイナル男子シングルスで、15歳の張本は史上最年少優勝を飾った。
劉会長はこのほど、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューを受けた際、張本について「これほど若くして獲得してきた成績とパフォーマンスが与える衝撃は、確かに世界の卓球界にとって一筋の清流だ」とし、
「指導者の立場として言えば、彼はやはりとても好かれるだろう。こういう選手はなかなかいない」と述べた。

また、かつて問題視された「雄たけび」については、「過度に批判するものでもないと思う」とし、「彼の叫びは相手や他国の選手に向けられたものではない。
激しい気持ちは、ある意味で感覚を調整していると言える。仮に私が選手なら、こうした相手と試合をするのは好きだ。闘志を呼び起こしてくれるからね。
だが、もし弱い選手なら彼の雄たけびによって(リズムを)乱されてしまうだろう」と語ったという。

記事は、「劉国梁に『好かれるタイプ。あまりいない選手』とまで言わしめる張本の優秀さはやはり称賛に値する」としている。

2018年12月20日(木) 22時20分
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