0001砂漠のマスカレード ★
2018/12/22(土) 06:39:23.68ID:CAP_USER9WBC世界バンタム級5位・井上拓真が、父の手作り料理で王座奪取を狙う。
世界初挑戦となる同級2位タサーナ・サラパットとの暫定王座決定戦(報知新聞社後援)に向け21日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開。
前夜から父・真吾トレーナー(47)が作るスッポン肉入りの「真吾スペシャル雑炊」で減量を本格スタート。
兄・尚弥(25)=大橋=を世界3階級制覇に押し上げた特製メニューで、日本初の兄弟4団体統一を目指す。
拓真の体が研ぎ澄まされていく。兄・尚弥の視線を受けながら、2回のマススパーリング、ミット打ち、縄跳びなどで汗を流した。
「真吾スペシャル雑炊」について「メチャクチャおいしい。お店でも出せるレベル」と絶賛。ミットを打つ拳に自然と力がこもった。
父・真吾氏の考案した減量メニューだ。
10種類以上の野菜、鶏肉に加え、陣営の大橋秀行会長(53)を通じてスッポン肉を用意。
1食につき高級卵「ヨード卵」の黄身を1個使用するなど、栄養価の高いこだわりの一皿だ。
自らスーパーへ食材選びに走り、包丁を握る姿はまさしく“クッキングパパ”。
圧力鍋で肉を軟らかく仕上げ、真吾氏は「『どうだった?』って、ついつい味を聞いちゃう。愛情満点。それが一番効くんです」と“調味料”を明かした。
WBA同級王者の尚弥も試合前恒例とする勝負飯。
真吾氏は「食べると試合モードにカチンと入る。ウチのおばあちゃんの風邪も一発で治った」と効果を強調した。
少ない食事量でも過酷な練習を乗り越えられるパワーの源。
拓真は2016年9月に53キロ契約で戦って以降、同級が主戦場で「バンタム級の体になってきた。ひと回りもふた回りも強くなっている」と自信。
体が大きくなっても、父の手料理を支えに「減量も問題ない。残り2キロちょい」と、難なく計量をクリアできそうだ。
メインイベントと合わせ、拓真戦も米スポーツ専門局ESPN+で生中継されることが決定。
全米デビューに「注目される試合をしたい。うれしいし、モチベーションになる。家族の夢をかなえたい」と心を躍らせた。
来年、尚弥は3団体統一を狙う。兄弟で同一階級のベルト4本を独占すれば日本初の偉業。
2年前、世界初挑戦の機会を拳のけがで棒に振った拓真が、家族一丸で戦う。(浜田 洋平)
◆真吾スペシャル雑炊 高級卵「ヨード卵」の黄身をめんつゆ、ニンニクしょうゆに浸してから使用する。
スッポンは、1缶1000円の肉入りのスープを2缶。
その他の食材は鶏肉、チンゲンサイ、クレソン、春菊、ホウレンソウ、ニンジン、大根、枝豆、ニンニク、ショウガ、干しシイタケ、キクラゲなど。
減量開始時の鶏肉は100グラム60円だが、前日計量を終えると同グラム280円にランクアップする。
◆兄弟4団体統一 ヘビー級のビタリ&ウラジミールのクリチコ兄弟(ウクライナ)が史上初。
兄・ビタリがWBC、弟・ウラジミールが11年にWBA、WBO、IBFの3団体統一王者となり、同時期に同一階級で4団体の王座を保有した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000236-sph-fight
12/22(土) 6:04配信
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