大阪国際女子マラソン(来年1月27日・ヤンマースタジアム長居発着)の国内外招待選手18人が20日、発表された。

 16年大会で優勝し、リオ五輪代表となった福士加代子(36)=ワコール=が、同五輪以来約2年半ぶりにフルマラソンに出場。来年9月の20年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権も懸かり、元女王の走りが注目される。

 大阪市内での発表会見に映像で登場した福士は「不完全燃焼。つかめていないものがある」と出場決断の理由を説明。10度目の42・195キロ挑戦を「マラソンがどんなものだったか、試しにいく感じです」と表現した。会見で瀬古利彦・日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(62)は「36歳になっても、これぐらいは走れると若手に見せてほしい。彼女の走りが後輩の道筋になる」と期待を寄せた。


12/21(金) 6:12配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000035-sph-spo