【核心直撃】
東大出身左腕として注目を集めた日本ハム・宮台康平投手(23)のプロ1年目のシーズンが終了。
一軍では8月23日のソフトバンク戦に先発し、5回途中4安打2失点6死四球の成績を残した。
2年目の飛躍が期待される左腕にルーキーイヤーの総括と来季の目標、東大出身ゆえの苦労話を直撃した。

――プロ1年目のシーズンを終えて、率直な感想は

宮台 1試合しか投げられなかったので、もっと投げたかったというのが正直なところ。一軍のマウンドは緊張感があって、プロの厳しさを味わえました。

――入団前に思い描いていたプロ野球と現実のギャップは

宮台 特にないですね。レベルが高くて、思い描いていた通り。六大学との違いは1年間というシーズンの長さ。今年はけがもあったので、来年はけがなくシーズンを終えたい。

――「東大の宮台」から「日本ハムの宮台」になり、ファンの見方も変わった

宮台 どうですかね。それは見る人次第ですから。いろんな方が見にいらっしゃる中で、そういうふうになった方もいるのでは。
新人のときは目新しさで見られるもの。もうすぐまた新人も入ってきますし、次は戦力として見てもらえたら。

――特殊な経歴だけに他の選手と話は合うのか

宮台 興味を持ってることは現に違いますね。みんながそうというわけではないですが、僕はパチンコも競馬もやらないし、お酒もあまり飲まない。でも、そこはコミュニケーションですから。
(話を聞いて)面白いと思うことも結構あります。一方で野球に関しては、やっぱりみんな頭がいいというか、すごく考えているなと。
フォームや技術でも考え方は人それぞれ。そういう姿勢や野球に対する考えは学ぶところがたくさんあった。

――オフの課題、取り組みは

宮台 あまりシーズンと変わったことをするつもりはありません。同じメニューで、分量を増やして。
下半身の筋肉をもっと使えるように、ウエート中心でやるつもり。気分転換はごはんに行くぐらいですかね。
大学時代の同期とかは、この時期でなければ会えない。どんな仕事をしているのかとか聞いてみたいですし、野球以外の目線の話ができれば。

――改めて来季の意気込みは

宮台 まずは初勝利。しっかり投げたいと思います。


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12/20(木) 16:30配信