日本学生野球協会は18日、審査室会議を開き、大学1件、高校12件の処分を発表した。

 高校では、名古屋経大高蔵(愛知)の監督(47)が1、2年生部員計12人に暴力を振るい、11月10日から1年の謹慎となった。監督は近鉄や阪神に在籍した元プロ選手だった。大学では久留米大(福岡)が、3年生部員がアルバイト先からゲームソフトや日用品など総額約150万〜200万円分の商品を窃盗したなどとして11月6日から3カ月の対外試合禁止処分となった。

 他の処分は次の通り(肩書は当時)。

 <対外試合禁止>
▽日体大柏(千葉) 部員の飲酒、喫煙、パチンコ店での遊技=11月5日から3カ月
▽校名非公表 部員の部内いじめ=11月9日から6カ月

<謹慎>
▽松山商(愛媛)の部長 部内暴力=11月13日から1年
▽藤井(香川)の副部長 部内暴力=11月22日から1カ月
▽帝京三(山梨)のコーチ 部内暴力=11月23日から1カ月
▽広島学院(軟式)の部長兼監督 部員への暴力と暴言=11月14日から6カ月
▽君津商(千葉)の監督 部内暴力=11月28日から3カ月
▽岡崎工(愛知)の監督 部員への暴力、暴言、ハラスメント=10月16日から6カ月
▽飯山(香川)の監督 部内暴力とその報告遅れ=12月6日から4カ月
▽西和清陵(奈良)の部長 部員への暴言=11月21日から1カ月▽同監督 部員への暴力、暴言とその報告遅れ=11月14日から4カ月
▽国分寺(東京)の監督=部員への暴力と暴言=10月1日から2年

12/18(火) 19:07配信 毎日新聞
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