青森県住宅供給公社に主幹として勤務していた夫が横領した約14億円から、約11億円を貢がせていたことが2001年に大きなニュースとなったチリ人妻、
アニータ・アルバラードさん(45)が15日放送の毎日放送「せやねん!」に出演し、家賃20万円の借家住まいという近況を明かした。

アニータさんは19歳で来日。
ホステスとして働き、24歳で夫と結婚した。

番組ではチリの首都サンティアゴに住むアニータさんの自宅を訪問。
夫に貢がせた大金で購入した豪邸は手放し、金も「もう残っていない」と告白。
現在は「家賃は光熱費込みで20万円くらい」の借家に住んでいる。

アニータさんは事件当時の写真を見せられると「すごく懐かしい写真。あの頃、私は混乱してたわ。
事件があってからつらい思いをたくさんしたの。写真を見せるから思い出して泣いたじゃないの」と、涙を流した。

刑期を終えた元主幹とは「まだ婚姻関係よ」と打ち明けたアニータさん。
昨年、離婚するため訪日したが夫は見つからず、離婚できなかった。
「彼からの連絡もずっとない。今後、彼氏ができたら結婚できる状態でいたいの」と訴え、「この番組を見ていたら、チリ大使館にいって離婚届にサインしてください」と呼びかけた。

なお、元主幹との離婚は成立していないが、キューバ人やカナダ人など、国籍が違う男性6人と9人の子供をもうけており、人気タレントとして子供たちを養育。
アニータ家の密着番組は視聴率35パーセントの人気を誇るという。

http://news.livedoor.com/article/detail/15743991/
2018年12月15日 11時13分 デイリースポーツ

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