女優の米倉涼子が主演を務める連続テレビドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』(テレビ朝日系)が12月13日に最終回を迎える。
ラストでは、小鳥遊翔子(米倉)が敵対するFelix & Temma法律事務所の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)を提訴し、元恋人でエリート弁護士の海崎勇人(向井理)と対峙する様子などが描かれるという。

同ドラマは平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で幕を開け、第2話で自己最高の18.1%をマークした。
しかし、第5話から前週の第8話までは低下の一途をたどり、13%台にまで落ち込んでいる。そのため、拡大スペシャルとなる最終回で挽回なるかが注目されている。

また、同時に注目されているのが、テレビ朝日の小川彩佳アナウンサーがゲスト出演することだ。
小川アナは、事件の調査中に逮捕されてしまった京極法律事務所のパラリーガル・伊藤理恵(安達祐実)を厳しく取り調べる刑事の役で女優デビューを飾るという。

オファーについて、小川アナは以下のようにコメントしている。

「率直に、驚きました。アナウンサーのドラマ出演というと、劇中のテレビのキャスター役や現場のリポーター役を思い浮かべますが、まさか『刑事役』でオファーをいただくとは…。
自分のどこに女刑事の要素があるのだろうか、と制作側の意図を疑いました」

小川アナといえば、2011年4月から今年9月まで『報道ステーション』のサブキャスターを担当しており、現在はインターネットテレビ「AbemaTV」のニュース番組『AbemaPrime』でキャスターを務めている。
報道畑の印象が強い小川アナのドラマ出演、さらに『報ステ』卒業後は久しぶりの地上波登場ということで、インターネット上では「ビジュアルが女優並みだから違和感ない」「今回だけは観る」と歓喜の声があがっている。

一方で、“路線変更”とも取れるドラマ出演に対しては辛辣な声も少なくない。

「せっかく他局のアイドルもどきとは違う、本物の“女性アナウンサー”だったのに、今さらタレントみたいなことをやらないでほしい」

「小川よ、お前もか。役者のフィールドを荒らすな」

「オファーといっても業務命令のようなものだろうけど、勘違いも甚だしい」

「テレ朝の悪意を感じる」

ちなみに、小川アナは11月に「週刊現代」(講談社)で人生初のグラビアに挑戦し、同誌の巻頭を飾っている。
そのため、「グラビアやって女優やって……フリーになる気マンマンじゃん」「控えめな感じだったけど、実は出たがりなのか」という見方も浮上している。

また、「加藤綾子の二の舞になる懸念も」と指摘するのはテレビ局関係者だ。

「フジテレビ退社後はフリーアナとして活動している加藤は、今年4月期のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)で女優デビューを果たしました。
しかし、その演技に『お遊戯会レベル』『下手すぎてウザい』『ちゃんとした役者を使ってほしかった』と批判が殺到したのです。
また、加藤が演じた治験コーディネーターの描写が事実と大きく異なるとして、日本臨床薬理学会が抗議文を発表する騒動も勃発しました。
この件はとばっちりといえますが、加藤のドラマ出演に酷評が相次いだのは確かです」(テレビ局関係者)

果たして、小川アナの女優デビューは『リーガルV』のラストに華を添えることになるのか、それとも蛇足になってしまうのだろうか。

http://dailynewsonline.jp/article/1610751/
2018.12.14 20:50 ビジネスジャーナル