『鬱』が決定的だった。 『鬱』で全て確定した。(許せる邦題のいい所に長い原題英語で
言わなくても鬱のような一言で済ませられる利点がある『狂気』もしかりw)ロジャーさん曰く
「鬱はよくできたピンサロ違うピンフロのイミテーション」といったが違うねロジャー これがピンクフロイド
初めからトータルアルバム 個曲でなく全体で静かな静かな狂気をじっくりじっくり浸透させていく創造構成力を
意図したアルバム 『狂気』も『鬱』も間違いなくピンクフロイド ギルモアをナメすぎ 

あるラジオ番組でど〜しても古い脳内思考DJが「マネー」をレジの音とかサンプリングしてリズム作ってるから
「こりゃ実験的じゃ!こんな実験的なロックだから凄いわい」とか盛り上がってるの聞いて腰をヌかしたものだが
ジョンケージとかボアダムズの山塚アイとかだったら脳梗塞おこしてたと思う これが大衆の限界 だから売れる

『ウォール』だってフロイド知らず一聴だけならそりゃ凡庸すれすれな印象持つアランパーカーの映画「ウォール」
なければ とても底知れぬ哲学的なイメージが初めから音単体で滲むとは絶対思えない「・・・よくあるロックじゃん」
って雰囲気になる わかりやすすぎてアルバムバカ売れしても映画の方を好むとは思えないむしろフロイドの本質なのに。

ロジャーの滲み出る静かな静かな狂気がわかりやすく『ウォール』の二枚組を創っているけども ここに奇跡をかけたのは
間違いなくギルモアの作ったアルバムハイライト ライブ定番の「コンフォタブリーナム」だとオレも思ってるよ この曲で
全部持ってかれたとか、なんでオレがこれを創れなかったんだ!?とか嫉妬に身を焦がしてるんじゃないんですか
ロジャーさん『死亡遊戯』は最高のアルバムですがw