NHKは11日、単身赴任手当てなど計約524万円を不正に受け取っていたとして、帯広放送局技術部の男性副部長(51)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。2016年7月から今年11月にかけて、単身赴任をしていると、うその届け出をするなどしていたという。全額弁済させるとしている。

 また、単身赴任期間中に支給要件を満たしていなかった期間があったにもかかわらず、変更手続きをしていなかった職員についても、計約224万円を精算させたうえで、18日付で出勤停止14日の懲戒処分とした。

 単身赴任制度を所管する人事局長を譴責(けんせき)、担当の管理職4人は厳重注意処分にしたほか、役員も報酬を一部自主返納すると発表。上田良一会長が50%(1カ月)、堂元光副会長が20%(1カ月)など。


12/11(火) 17:29配信 朝日新聞デジタル
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