来季J2に昇格する鹿児島が7日、元日本代表MF稲本潤一(39)の獲得に動いていることが分かった。複数の関係者が明かした。

鹿児島は札幌との契約を満了した稲本をリストアップ。出身地は大阪だが、生まれが鹿児島県姶良郡湧水町で“地元”であるのも大きな要因だという。
今季J3で2位に入り来季の昇格を決めたチームは若い選手が多く、豊富な経験を還元してもらいたいと考えている。
また、日本代表だけでなく、欧州のさまざまなクラブでプレーしたこともあり、昇格元年の目玉選手として期待しているという。

稲本は札幌退団の際に、クラブを通じて「まだまだ現役でやるつもりなのでどこかで会えれば声をかけてください」とコメントしている。
本人は関東のクラブでのプレーを希望しており、今後は他のクラブも獲得に動く可能性がある。02、06、10年と3大会W杯に出場したボランチの行方は注目を集めそうだ。

◆稲本 潤一(いなもと・じゅんいち)1979年9月18日、鹿児島県生まれ。39歳。G大阪ユースから97年にトップ昇格。ユース時代に当時J1最年少となる17歳6か月25日で出場を果たした。
その後はアーセナル、フラム、フランクフルト、レンヌなどでプレーし、2010年に川崎に加入。15年から札幌でプレーしていた。99年世界ユース選手権(現U―20W杯)準優勝メンバー。
02、06、10年W杯代表。国際Aマッチ通算82試合5得点。妻はモデルの田中美保。

12/8(土) 6:08配信 スポーツ報知
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