オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した西勇輝投手(28)が7日、阪神への移籍を表明した。同日、阪神と大阪市内で
矢野燿大監督も同席し3度目の交渉を行った後、「タイガースにお世話になる。(生活)環境を変えたくなかった」と移籍理由を語った。
契約は4年総額10億円で、背番号は「16」に決まった。

 阪神のほか、ソフトバンクが名乗りを挙げ、オリックスも残留交渉を続けていたが、住み慣れた関西圏に本拠地があることが決め手になった。

 西は三重・菰野高からドラフト3位で2009年にオリックス入団。14年に自己最多の12勝(10敗)を挙げるなど2桁勝利を5度マーク。今季は
10勝13敗で、通算成績は登板209試合で74勝65敗1セーブ、防御率3・30。12年に無安打無得点試合を達成した。(金額は推定)【田中将隆】

毎日新聞
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