そんなひと悶着あった今回のM-1に関し、5日放送の『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で触れたケンドーコバヤシ。
元々スーパーマラドーナを優勝候補に予想していたというケンコバは、「ある意味正解?(笑)」「台風の目にはなったというか…」と笑いつつも「すげぇ泥塗った」と苦言を呈した。

そもそもケンコバは「何でそんなに気持ち入れんのかね?」と大会の結果だけに固執する芸人のスタンスに疑問を感じており、「だって“M-1勝ったら人生変わる”って全員ほんまに言うんやけど」
「でも、その次やからな、人生変わるんは」と述べると、アンガールズの山根良顕も「そっからですもんね」と同調していた。

確かに2005年のブラックマヨネーズ、2007年のサンドウィッチマンなど優勝した後に全国規模で知名度を上げ、今や人気芸人の筆頭になったコンビも多い。
優勝することで爆発的な仕事が舞い込むことは間違いないが、それを維持し芸人人生を変えるのは、結局は当人の努力ということだろう。

とはいえ笑いを交えながら2人に言及したケンコバの姿は、今回の騒動を初めて知ったという峯岸みなみも「優しさが出てました」と語るほどだ。愛のある先輩のフォローは、本人たちにどう映っているのだろうか。