明治安田生命J1リーグの最終節となる第34節の試合が1日に各地で開催された。
名古屋グランパスのブラジル人FWジョーは今季のゴール数を24点に伸ばし、J1得点王に輝いた。

最終節を迎えた時点で、現実的に得点王を争う状況にあった選手は2人のブラジル人ストライカー。
名古屋のジョーが22ゴールで首位に立ち、サンフレッチェ広島のパトリックが2点差の20ゴールで追っていた。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を懸けて広島が北海道コンサドーレ札幌と対戦した試合にパトリックは交代出場したが、無得点で終了。
一方、湘南ベルマーレと対戦した名古屋ではジョーがPK2本による2ゴールを記録した。
2-2のドローで終えた名古屋はJ1残留も確定させた。

今季から名古屋に加入したジョーは、昨季のブラジル全国選手権に続いて自身2年連続のリーグ得点王。
名古屋の選手がJ1得点王となるのは2003年のウェズレイ、2010年および2011年のジョシュア・ケネディに続いて7年ぶり4回目となった。

ジョーとパトリックに次ぐ得点ランク3位はガンバ大阪のFWファン・ウイジョ(16点)。
浦和レッズのFW興梠慎三と川崎フロンターレのFW小林悠が15点で日本人選手最多だった。

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