元世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)が22日、現役引退を表明した。38歳の誕生日前日で、2000年のプロデビューと同じ日に東京都内で会見し「燃え尽きたと思えるまでできて幸せ。期待されなかった自分がチャンピオンになれるなんて信じられなかった」とすがすがしい表情で語った。

 デビュー戦黒星で46戦33勝(14KO)12敗1分け。スタミナ、闘争心を武器に、12年に3度目の挑戦で世界王座を獲得した。陥落後も14年に返り咲き、亀田興毅を退けるなど3度防衛した。

 今後は未定で「ボクシングと同じようにこつこつやっていきたい」と話した。

2018/11/22 17:07
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