2018年11月19日 4:00
竹内まりや、初のファンミに山下達郎も参加「80歳になっても歌い続けたいと思います」


竹内まりやのイベント「MARIYA TAKEUCHIファンミーティング(プレミアム・ミニライブ&トーク)」が昨日11月18日に東京・ステラボールにて開催された。

竹内がファンミーティングを行うのは今回が初。これは自身のデビュー40周年を記念したもので、11月23日公開のライブ映画「souvenir the movie 〜Mariya Takeuchi Theater Live〜」のムビチケカードと、ニューシングル「小さな願い / 今を生きよう(Seize the Day)」の同時購入者の中から抽選で2500人が招待された。

司会者の呼び込みとともに、白のセーターにジーンズ、ブーツというカジュアルないでたちで登場した竹内は「皆さんこんばんは、ようこそお越しくださいました。今日は一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と観客たちを歓迎。2014年開催の全国ツアー「souvenir2014」以来、約4年ぶりにファンの前に姿を見せたこともあり、客席からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。

最初に行われたトークコーナーでは、竹内はデビュー当時やプライベートについて話題に挙げつつ、映画「souvenir the movie」の見どころを解説。さらに「留学で今でも役に立っていることはありますか?」「これから挑戦してみたいことはありますか?」「スタイルを保つ秘訣は?」など、観客からの質問にフランクに答えていく場面も合った。
このトークコーナーが終わると、続いては映像の上映会がスタート。1981年にテレビ東京の番組で披露した「LET IT BE」のピアノ弾き語り、1980年にNHKの番組で坂本九とデュエットした「カレンダーガール」など貴重な映像がたっぷりと用意された。

上映会が終わるとミニライブのコーナーへと突入。演奏メンバーの山下達郎(G, Per)、伊藤広規(B)、難波弘之(Piano)、佐橋佳幸(G)、宮里陽太(Sax, Per)を迎え、グリーンのスーツに身を包んだ竹内は「高い競争率を潜り抜けてようこそいらっしゃいました。今日のミニライブは、達郎を含めた5人のメンバーとアコースティック仕立てで、お送りします」とライブのコンセプトを説明した。

このライブコーナーでは、まず1曲目にブルージーな「待っているわ」を披露。その後は「我々がお好きなお酒はなんでしょう?」「ウイスキー!」という観客との粋な掛け合いから入った「ウイスキーが、お好きでしょ」、映画「souvenir the movie」内でも披露されている「五線紙」、山下と佐橋がコーラスで参加した「元気を出して」といったナンバーをオーディエンスに届けていった。
「All I Have To Do Is Dream」の演奏前には、竹内と山下が「達郎と一緒に歌おうと思います、私のライブにはもれなく達郎がついてきます(笑)」「全然ツアーが終わった感じがしない(笑)」と夫婦漫才のようなトークを繰り広げる一幕も。
さらに「静かな伝説(レジェンド)」では竹内がハーモニカを吹き、山下たちの演奏を彩った。ライブが後半に差し掛かると、竹内は「特殊な形で活動をしてきたにも関わらず、いつも応援してくれてありがとうございます。皆さまの声援に助けられ、今までやってこれました。70歳になっても80歳になっても歌い続けたいと思います」と観客たちに感謝を述べた。
そして竹内は「アンフィシアターの夜」で会場のボルテージを最高潮まで高め、最後は山下と一緒に「LET IT BE ME」をしっとりと歌唱。万雷の拍手に包まれ、イベントは締めくくられた。

>>2以降につづく)


竹内まりや(撮影:M田志野)
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「MARIYA TAKEUCHIファンミーティング(プレミアム・ミニライブ&トーク)」の様子。(撮影:M田志野)
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