メジャーデビュー15周年を迎えた人気デュオ「スキマスイッチ」(大橋卓弥=40、常田真太郎=40)が15日、都内で行われた次世代スピーカー「Lyric Speaker Canvas」製品発表会(COTODAMA主催)に出席した。

 大橋は楽曲制作について「昔は手書きだったが、今はパソコンで歌詞を書いている。プライベートスタジオにこもり、2人がパソコン上で歌詞を共有しながら作ることが多い。歌詞には出てこないが、物語の主人公のディテールを詳しく設定して、言葉を選んでいる」と明かした。

 今後の活動に関しては「今の世の中は音楽のリリースのスピードが速くなっている。僕らはCDにこだわってリリースしてきたが、世の中の流れを逆手にとって何かやれれば面白いかも。あと、いつか僕ら主催のフェスをやりたい。来年以降ちょっとずつ考えていきたい」とコメント。プライベートについては「最近、健康診断に行っていないので、来年早々、丸一日かけてしっかり検査したい」と苦笑した。

 また、常田は作詞について「気がついたらメモを取る。歌詞を作る際には、パソコンを使いながら、物語をイメージして映画を作る感じで映像を思い浮かべる」と語った。

 15年の活動中、転機となったのは、2008年にお互い別々に活動したことだという。常田は「あれがあったからこそ、今につながっている」と振り返った。

 そして「夏フェスでTシャツを脱いでみたいので、しっかり鍛えたい。五輪もあるし」と笑わせた。

 同製品はスマホとWi―Fi接続でき、背面のスピーカーから再生される音楽と同期して、モニター上におしゃれなグラフィックとともに歌詞が表示される。製品のエンジンを使えば、アーティストがライブ中、ステージ上に歌詞を表示させることも可能となる。


2018年11月15日 16時44分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/1190545/