鴨川秋季キャンプを視察中のロッテ・林信平球団本部長は15日、FA宣言した広島・丸佳浩外野手(29)の獲得に乗り出すことを正式に表明した。

 この日はFA交渉の解禁日で、林本部長は丸の代理人へ「丸選手を獲得したい」との意向を伝えた。

 「チーム状況を考えると(ロッテには)うってつけの選手です。プレーヤーとしての成績もさることながら、若い選手が中心のチームを引っ張っていく存在になってほしい」

 林本部長は最大限のラブコールを送った。

 丸は千葉県・勝浦市出身で、県民球団を掲げるロッテにとっては“ノドから手”の選手だ。「地元も丸選手に戻ってきてほしいと思っている。
地域振興の貢献にもなるのではないか」(林本部長)

 また、井口監督も「ウチのチームリーダーとしてやってほしい。引っ張っていく選手が必要だ」と語った。

 井口監督は日程が合えば、林本部長とともに丸との交渉に同席する考えを持っている。林本部長は今後の日程について、「20日以降に動きが出るのでは」と
丸サイドからの連絡待ちであるとした。

 ロッテは丸獲得に総額「4年20億円」を用意していると言われている。

デイリースポーツ
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