0001shake it off ★
2018/11/13(火) 11:24:01.78ID:CAP_USER9平均視聴率も16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と相変わらずの人気の高さを見せつけたが、ファンが多い番組だけに、日増しに深まる視聴者の疑念は日テレにとって痛恨のダメージだろう。
俎上に載せられているのは、タレントの宮川大輔(46)が世界の過激な祭りを体験リポートする人気企画。8日発売の週刊文春がラオスには実際にない祭りを恒例の橋祭りとしてでっち上げたなどと報じたことを受け、日テレは同日、報道各社に文書で経緯を説明。
すぐさま番組HPでも「誤解を招く表現があった」と陳謝したが、企画は現地コーディネーターからの売り込みで、参加者への賞金などについては知らぬ存ぜぬと、トカゲの尻尾切りを図ったことで大炎上。
他局の情報・ニュース番組の中には現地に飛んでイッテQの企画に関わったラオス政府関係者を取材。日テレの言い分を完全に覆すなど、下手なウソがバレつつある。
■2月の審議会では「歴史的な傑作」と絶賛
図らずも日テレは今年2月、外部の有識者を招聘して行われる局内の番組審議会(放送法で設置が義務付けられている法定の審議機関)で、同番組の合評を行っていた。
日テレのHPにアップされている概要によれば、〈日本テレビのバラエティーが生んだ歴史的な傑作なのではないか〉〈宮川さんがやる気になっていることが、好感度を上げている〉〈若い人たちがこの番組で活力やエネルギーを得ているのではないか〉〈見事な一種の芸術品に仕上がったのではないか〉といった声が目立ち、それを受け、日テレは〈これからも、視聴者の皆さんの信頼を裏切らない番組作りを心掛けていきたい〉と謙虚なコメントで締めくくっているから悪い冗談である。
もっか、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、日テレに対し報告を要請する事態にも発展。同委員会がテレビ局側にBPO入りするかどうかを判断する材料を求めるのは珍しいことではないが、事態発覚後の「初動対応も含め、日テレのお粗末ぶりが目立つ」と、放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう続ける。
「制作側からすれば、バラエティーの演出の範囲内といった考えがあるかもしれないが、視聴者の多くは単なるバラエティーではなく、現実に即したドキュバラ(ドキュメントバラエティー)としてとらえている。
しかも、海外の文化や民族性を浮かび上がらせるような企画が多く、教養番組の側面があるともいえる。BPOの青少年委員会がヒアリングした中高生モニターからは他国の知らない文化に触れ、感動に涙したという意見もあり、日テレはそういう視聴者の期待や声にどう応えるのか。きちんと責任説明する必要があり、検証内容次第では打ち切りの可能性もないとは言い切れない」
ある民放キー局関係者からは「文春は第2弾を用意している」という声も聞こえてくる。今後の対応次第では日テレは人気番組を失いかねない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000013-nkgendai-ent