11月1日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜・後9時)では、「好きな芸人ランキング」で常に上位にランクインする人気お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(44)と富澤たけし(44)を特集する。

 サンドウィッチマンを語る上で避けて通れないのが「東日本大震災」。地震の当日、東北でのレギュラー番組の撮影で宮城県・気仙沼市でロケを行っていた2人は撮影の合間に被災した。番組では、その際に撮影された映像や番組関係者の証言をもとに番組MCの坂上忍(51)が2人にインタビューし、当時を振り返る。

 地震発生時、海沿いでロケを行っていた2人は近くの安波山に避難して津波を逃れるが、山の上から津波が街をのみこんでいく光景を目の当たりにする。この経験が2人の運命を変え、芸人人生を懸けた3つの決断を下す。

 1つ目の決断は被災からわずか5日後に行った義援金「東北魂」の立ち上げ。2つ目は放送前日にオファーされたラジオ番組「オールナイトニッポン」の特別番組への出演。ラジオでは何を語るべきなのか、避難所で番組を聴く人々に笑いは必要なのかを放送直前まで悩んだと振り返る。

 そして3つ目は、震災後幾度となく被災地を訪れた際に被災者から漫才やコントを熱望されたことから、開催までに1年以上の月日を費やし開催した被災地でのお笑いライブだった。

 現在は「みやぎ絆大使」や「東北楽天イーグルス応援大使」なども務め、東京のお客さんと一緒に東北の被災地に行く「東北バスツアー」などの取り組みも行っているサンドウィッチマン。そんな2人が、”芸人廃業”まで覚悟したという苦悩、葛藤、決断に坂上が迫る。

10/31(水) 18:36配信
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