パリで開催中の、バドミントン・フランスオープン(Super750)は最終日。
各種目の決勝戦の結果。
 
女子ダブルスでは、永原/松本のナガマツペアが、
タカマツペアも破り勢いに乗る欧州No.1のストエバ姉妹に、ストレート勝ち!
長身と攻撃力を生かし、攻めきった。
ナガマツペアは世界選手権の金メダル以外、準優勝こそあれど、
今年はSuper300クラスのスペインマスターズしか優勝はなかったが、
久しぶりの大きな大会での優勝。
このポイントで、世界ランクも3位まで上がり、フクヒロ・タカマツに次いで、
WDのトップ3を日本勢が独占する事になりそう。
 
女子シングルスでは、最近なかなか調子の上がらなかった山口茜が、
今大会では決勝まで進み、
世界一位のタイ・ツーインと久しぶりの対戦。通算は山口の4勝7敗。
山口の動きは軽快で、ツーインの難しい球もよく拾えており、
第一ゲームから接戦。これをギリギリでモノにすると、
第二ゲームはツーインがスパート。
フルセットとなり、中盤までもつれたが、山口のスタミナは最後まで良好で、
やや疲れの見えたツーインにミスが連発。
最後はネット前からのショットを跳ね返す、ミラクルで試合を決めた。
山口も世界ランクは3位に下がっていたが、再び2位になりそう。

【ミックスダブルスXD】
〇ツェン・シーウェイ/ファン・ヤチョン(中国、1位)
 21-19 21-14 
●セオ・ソンジェ/チェ・ユジュン(韓国、32位)
 
【男子ダブルスMD】
〇ハン・チェンカイ/ツォウ・ハオドン(中国、17位)
 23-21 8-21 21-17 
●ギデオン/スカムルジョ(インドネシア、1位)
 
【女子ダブルスWD】
〇永原和可奈/松本麻佑(北都銀行、5位)
 21-14 21-19 
●ストエバ姉妹(ブルガリア、11位)
 
【女子シングルスWS】
〇山口茜(再春館製薬、3位)
 22-20 17-21 21-13 
●タイ・ツーイン(台湾、1位)
 
【男子シングルスMS】
〇チェン・ロン(中国、5位)
 21-17 21-19 
●シー・ユチ(中国、2位)
 
 
【放送】
CS/スカパー、テレ朝ch.2で、
29日朝7時〜13時に録画放送。
 
【BWFホームページ】
https://bwf.tournamentsoftware.com/Home/