ロドリゲスが左拳を痛めていたことを母国紙が報道

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。
V候補大本命の井上にとって最大のライバルと目されるロドリゲスだが、WBSS初戦のジェイソン・マロニー戦の6ラウンドに左拳を痛めていた。プエルトリコ地元紙「プリメイラ・オラ」が報じている。

米オーランドのCFEアリーナで行われたWBSSの1回戦。序盤優勢に進めていたロドリゲスだが、5ラウンド以降に失速。
手数は減り、強烈なボディショットを受けた。結局フルラウンドを戦い抜き、スプリットデシジョンでの辛勝となった。

リングサイドで視察していた井上と大橋会長に評判通りの強さを見せることができなかった無敗王者だが、実際には苦難に直面していたという。

記事では「ロドリゲスはマロニーとの防衛戦でいくつかの逆境を乗り越えなければいけなかった。
第6ラウンドの終盤で左拳を傷めてしまった。それに加え、肉体的な消耗に襲われた」と報じている。

6ラウンドにロドリゲスは左拳を痛め、それが失速の原因となったようだ。
同紙によると、ロドリゲスは「タフな戦いだった。準備万端だったので、あれ(故障)は予想していなかった。
10ラウンドにはお互いにボロボロになっていた。あのレベルでの戦いと経験が僕には必要だった」とマロニー戦の苦闘を振り返っていたという。

準決勝は来年の3月頃が予定されているが、優勝の大本命と評価されるモンスターと戦う前に、ロドリゲスは左拳を完治させる必要がありそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181028-00041713-theanswer-fight
10/28(日) 7:13配信

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