ＮＢＡは２１日、レイカーズのブランドン・イングラム（２１）に４試合、ライジョン・ロンド（３２）に３試合、ロケッツのクリス・ポール（３３）に２試合の出場停止処分を科した。

　ロサンゼルスで行われた２０日のレイカーズ対ロケッツ戦の第４Ｑ、イングラムはロケッツのジェームズ・ハーデン（２９）への反則をコールされた際に激怒。審判に文句を言ってテクニカル・ファウルをコールされ、ハーデンを両手で突いて退場処分となっていた。

　このあとロンドとポールがもみ合いとなり、両者も退場。ロケッツがリーグに提出したビデオには、ロンドがポールにつばを吐きかけていることが確認されており、ロンドも３試合の出場停止処分となった。

　ポールはそのあとロンドの顔面を指でついて乱闘に拍車をかけたとして２試合の出場処分。出場停止期間中は“無給”となるため、差し引かれる３人のサラリーの合計は８３万６８０５ドル（約９４００万円）となった。

　ロケッツを支える主力ガードのポールは２１日に行われたクリッパーズ戦を欠場。マイク・ダントーニ監督（６７）は「１試合の処分なら受け入れるが２試合の処分は不適当だ」と不満をぶつけたが、選手会の会長を務める同選手は２５日のジャズ戦も出場することはできない。

　レブロン・ジェームズ（３３）が加入したレイカーズは２３日にスパーズと対戦するが、昨季１４・０得点を挙げているイングラムは２５日のサンズ戦、２６日のナゲッツ戦、２８日のスパーズ戦まで出場することができなくなった。

[ 2018年10月22日 10:39 ]
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/22/kiji/20181022s00011061193000c.html


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