神戸が、かつてバルセロナでプレーした元ブラジル代表DFアドリアーノ(33)の獲得に動いていることが21日までに分かった。
複数の関係者によれば、神戸は来季に向け左サイドバックを補強ポイントの一つに挙げて選手をリストアップ。
その中で川崎Fの車屋にオファーを出していたが断られたこともあり、ターゲットをアドリアーノに絞ったという。

アドリアーノはスペイン1部のセビリアで、05?06、06?07年シーズンにUEFA杯2連覇に貢献するなど活躍。
10年7月にはバルセロナ移籍を勝ち取った。
そのバルセロナでは現在、神戸でプレーする元スペイン代表MFイニエスタとも一緒にプレー。
優勝した11年クラブW杯では、得点王に輝くなど得点力も持ち合わせる。
本職のサイドバックのほか、MF、センターバックもこなせるユーティリティーな能力も武器だ。

神戸はW杯後にイニエスタを獲得すると、10月にはスペイン人指揮官のリージョ監督を招へい。悲願のタイトルへ向け、“バルサ化”を推し進めている。
関係者によれば、アドリアーノ獲得はイニエスタも強く望んでいるという。
現在トルコ1部のベシクタシュでプレーするDFの獲得が実現すれば、日本で再び元バルサコンビが結成されることになる。

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2018年10月22日 05:00

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