阪神・矢野監督は王者・広島との差を痛感するとともに宿敵の巨人も強く意識した。広島には4年連続、巨人には7年連続負け越し中だけに
苦手意識の払しょくは就任1年目からテーマの一つだ。

 リーグ3連覇を達成した王者との差は「全体的な数字を見ると得点力、攻撃力というのがね。本塁打も盗塁数も打率も、そこは現状では大きな差があると
思います」と指摘し、「でも、タイガースには楽しみな選手がいっぱいいます。そういう選手たちが力を付けて乗って行ければ、その部分も
上がっていく」と前を向いた。

 また、永遠のライバルとの伝統の一戦についても
「タイガースファンが一番、喜んでくださる試合になると思うので僕たちもその伝統を受け継いでいって全力でぶつかっていきます。今は
広島が強い時代に入っていますが、そこにジャイアンツも間違いなく、ライバルとしてあるチーム。そこは意識して盛り上がるというか、
思い切ってやっていきたい」と意気込んだ。

スポニチ
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