逮捕や謹慎などによって、一時的にその芸能人が活動を休止しているような場合、放送局は当事者の楽曲放送を避けるという。
また、著作権問題などでトラブルが表面化したアーティストの楽曲も事の成り行きを見守る意味で一時的に放送を中止するという。

そのため、放送局のスタジオには「要注意楽曲」という名目の張り紙が壁に並べられているというが、最近になって不可思議な張り紙が増えたという。

「9月の前半だと思いますが、急にSMAPの楽曲が要注意楽曲に加わったんです。
本来、この張り紙には『薬物で逮捕のため』などと理由も併記されていますが、SMAPの場合には理由は未記入でした。だから憶測も出ています」(ラジオ局関係者)

たしかに解散したが、だからと言って放送NGになるわけではない。一体何があったのか。

「正直、誰に聞いても事情がわからないんです。解散してから時間も経っていますし、そもそも解散したグループの曲をかけちゃいけないということはありません。
アーティスト本人がそれを望むなら放送しないようにすることもできますが、そういうわけでもないようです」(同)

この緩傾斜によれば上席の人間や同僚に尋ねても理由は語られなかったそうだ。というよりも、誰も知らないらしい。
「しかも、誰が貼ったのかも明らかではないんです。
スタジオの壁には常に50枚ほどこうした張り紙があり、その中にシレっと紛れさせるように張られていました。
明確な理由がないものの、何かの事情で放送を阻止したいということなのかもしれません」(同)

理由なく放送のみをやめさせたいならば、たしかにコソコソ張るかもしれない。
しかし、そうなると誰がこれを依頼したのかということだ。

「背景がまったくわからないのでなんとも言えませんが、どこかからの圧力があったんだと思いますよ。
幸い、この張り紙には強制力がないので、最終的にはディレクターの判断です。
そのため、完全に放送NGとはなりませんが、気持ち悪いですよね」(同)

楽曲には何の責任もない。今後も引き続き放送してほしいものだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1530794/
2018.10.01 08:00 トカナ