9/30(日) 16:00配信
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 初期の肺がんであることを公表した落語家・三遊亭円楽(68)が30日、東京・西新宿の芸能花伝舎で行われた落語芸術協会主催ファン感謝イベント「第12回芸協らくごまつり」に出席した。

 オープニングイベントは欠席したものの「追悼 桂歌丸を偲ぶ〜一門トーク〜」にゲスト出演。7月2日に81歳で亡くなった桂歌丸さんの思い出を語った。

 「怒られたことはない。抱かれたいと思っていた」と歌丸さんへの愛情を語った円楽は、歌丸さんを始め、先輩の名人と言われた落語家には狂気があると力説。「自分も体調が“狂って”。ちゃんとブームに乗っている」と2人に1人ががんであるという話を元に自身の病状を説明した。

 終演後は、「自覚症状がなかった。他の検査で(がんが)見つかった」と説明。「仕事で落語をやるだけ。手術して戻ってくる。(病院から)出てきて暴れたいので。病気の話は勘弁してください」と話した。

 トークショーでは「大喜利の歌丸で終わりたくない」という歌丸さんの言葉を引き合いに出し、「腹黒の円楽では終わりたくない。もう10年くらい落語をやって、落語のすばらしさを伝えたい」と早期復帰へ意欲を見せていた。