「広島10−0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

 広島・中崎翔太投手が、3年連続胴上げ投手となった。

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 10点リードの九回、大歓声を背にマウンドへ。先頭の坂口を二飛。上田も三飛。最後は山田哲を仕留め、歓喜の瞬間を迎えた。

 3年連続の胴上げ投手は71年〜73年の巨人・高橋一三以来、45年ぶりの快挙。仲間にもみくちゃにされ、両手を突き上げて喜びを爆発させた。

 今季は8月8日の中日戦で球団史上4人目の通算100セーブ。シーズン終盤に入って調子も上昇し、2年ぶりの30セーブもマークした。

 いまや、球界を代表する守護神に成長。チームになくてはならない右腕が、歓喜の輪の中心となった。

 緒方監督は「中崎は今年も中継ぎ、後ろのピッチャーで一番がんばった。どんな場面でも嫌な顔せず、最後は自分が投げるんだと試合に備えていた。最後は中崎と最初から決めていた。ナイスピッチングです」と、絶賛した。
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