柔道・世界選手権第6日(26日、アゼルバイジャン・バクー)男女各1階級が行われ、男子100キロ超級は
元世界王者の直也氏(50)を父に持つ小川雄勢(22)=明大=が3回戦でタジキスタン選手に反則負け。
ほろ苦いデビューとなった。

3回戦は試合を優位に進め、迎えた3分過ぎだった。相手を畳に倒す。その後、攻勢に出た小川だったが、
禁止されている肩への関節技で反則負け。「優勝しか考えていなかった。まだ整理がついていない。負けは負け。
それがきょうの結果」と声を絞り出した。

自身初戦となった2回戦では、内股を決めて一本勝ち。観客席で見守った父・直也氏も目を細めていた。
小川も「体が動いていた。きょうはいけるなと思っていた」。手応えを感じていただけに、3回戦での反則負け
はまさかだった。

2020年東京五輪を目指す若きスター候補は「(負けた)経験を無駄にはしたくない。東京五輪まで2年間あるので、
次は頑張りたい」。この敗戦を必ず糧にする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180926-00000551-sanspo-spo