スイス・スーパーリーグの試合中に、クラブのeスポーツへの投資にサポーターが抗議したことで、試合が一時中断された。24日、海外メディア『eurogamer』が伝えている。

 「eスポーツ」とは「エレクトロニック・スポーツ」(electronic sports)の略称で、主に対人戦要素のあるビデオゲームをスポーツ競技として扱う際に使われる。欧米ではすでに多くのクラブがeスポーツに投資をしており、プロゲーマーやプロチームを抱えているクラブも多い。

 スイス・スーパーリーグのヤングボーイズもeスポーツに投資する考えを明らかにしたが、一部サポーターは快く思っていないようだ。23日に行われたリーグ戦第7節ヤングボーイズとバーゼルの試合中にサポーターが抗議。客席からゲームのコントローラーや大量のテニスボールが投げ込まれたことで、試合は一時中断された。

 クラブの熱狂的なサポーターたちは、eスポーツという仮想の世界に参入することよりも、現実のチームへの投資を望んでいるという。客席には、「一時停止」のマークが描かれた巨大な横断幕も掲げられ、クラブのeスポーツ参入に抗議が行われた。

 試合は程なくして再開され、ホームのヤングボーイズが7−1で勝利を収めた。しかし、円滑に試合を実施することができず、一時中断を余儀なくされたクラブにはリーグ側から処分が下される可能性もあるようだ。

スイスでサッカーの試合中に「e-Sports抗議活動」が勃発…ピッチへコントローラーを投げ込むファンも
https://www.gamespark.jp/article/2018/09/25/84068.html

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9/25(火) 19:33配信 サッカーキング
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