◇パ・リーグ 西武―楽天(2018年9月24日 楽天生命パーク)

 球団初の日本人打者、3割30本100打点をぐいっと引き寄せた。西武・浅村栄斗内野手(27)が24日、楽天戦(楽天生命パーク)の4回、
先頭で同点の右越え30号ソロを放った。これで自身初の30本塁打をクリア。この時点で打率・316、119打点となった。

 「打ったのは真っ直ぐです。エラーをしたので取り返せてよかった」。直前の3回の守り。1死二塁から島内の正面のゴロを、トンネルした。
記録は失策で先制点を献上。それだけに大台に乗った同点弾はミスを帳消しにする1発となった。主将の1発から山川が左越え44号ソロ、
栗山が右中間へ8号ソロと3者連発で一気に逆転。2回無死一塁から二ゴロ併殺打だった栗山も「第一打席のゲッツーの分を取り返しました」と
浅村同様、雪辱の一打と振り返った。

 ちなみに3割、30本、100打点をマークしたのは、パ・リーグでは08年のオリックス・カブレラが最後となっている。達成すれば西武では
06年のカブレラ以来12年ぶり。日本人打者では球団初になる。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00000111-spnannex-base