9/14(金) 17:21配信
ダニエル太郎が先勝「よっしー君を信じている」デ杯

＜テニス：男子国別対抗戦デビス杯（デ杯）ワールドグループ・プレーオフ＞◇14日◇大阪・靱テニスセンター

ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦している日本は、世界ランク72位のダニエル太郎（25＝エイブル）がシングルスで同240位トミスラフ・ブルキッチ（28）に6−4、6−2、7−6でストレート勝ちし、1勝0敗とした。同日にシングルスの第2試合、15日はダブルス1試合、16日にシングルス2試合が行われ、3勝すればワールドグループ残留となる。

世界ランク12位の錦織圭（日清食品）、同98位杉田祐一（三菱電機）不在の戦いで、ダニエルが日本に勢いをもたらせた。第1セット第1ゲームでいきなりブレーク。主導権を握ると安定したサーブで試合を組み立て「本当にすごくいい試合で満足している」と笑顔を見せた。

第3セットはタイブレークを制し「自分に有利な応援をしてくれる。『ちょっと（期待が）重いな』とも思ったけれど（笑い）、デ杯はポイントも関係ないし、ファンやサポーターのみなさんのためにやっている。『心からテニス』って感じがする」と独特な言い回しで自国開催の戦いを表現。初戦勝利でシングルス第2試合に臨む世界ランク170位の西岡良仁（22＝ミキハウス）にバトンを渡し「よっしー君を信じている。みなさんも一緒に、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

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