元ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウトで、現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスの顧問を務める小島圭市氏(50)が、
巨人投手時代に1年間チームメイトだった江川卓氏(63)について「高校時代はキャッチャーが捕れなくて危ないから、真剣に投げたことがないらしい」と逸話を披露した。

小島氏は9月10日に行われた六大学野球・秋季リーグ戦のAbemaTVによる中継に、解説として登場。
江川氏の母校である法政大の試合を見ながら、自身が学生時代に憧れ、後にチームメイトにもなった剛腕について語り出した。

江川氏といえば、作新高校時代に「怪物」と呼ばれ、ノーヒットノーランに完全試合、さらには驚異的な奪三振率を誇っていた。
これには小島氏も「江川さんが一番よかったのは高校時代と聞きます。
高校時代は真剣に投げたことがないらしいです。キャッチャーが捕れなくて危ないからです。もう漫画ですよ。
みんな言います」と、やや興奮気味に話した。さらには「剛腕という人たちが(後に)いっぱい出てきましたけど『やっぱり江川だよ』と聞きます。
プロのキャッチャーが『受けてて怖い』っていうのはなかなかいない」と、右腕から繰り出された剛球がどれほどの威力だったか、選手や関係者から聞いたという。

なお江川氏は作新高校、法政大と進学し、巨人でのプロ9年間では2年目から8年連続2ケタ勝利となる135勝を記録。
奪三振数は9年全てで100個を超え、通算では1366個の三振を奪っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00010006-abema-base
9/11(火) 11:30配信

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