◇セ・リーグ 阪神―巨人(ノーゲーム)(2018年9月9日 甲子園)

 甲子園球場で9日に行われた阪神―巨人戦が降雨のため4回途中ノーゲーム。中止続きの阪神に20連戦の可能性が出て来た。

 試合前から降り続いていた雨は徐々に強くなり、3回表の巨人攻撃前と1死後に立て続けにマウンドへの土入れ作業が行われて中断。試合開始から1時間以上が過ぎた午後3時9分、4回裏の阪神攻撃前にさらに雨脚が強くなり、すでに守備位置についていた巨人の選手が審判団によって呼び戻され、グラウンドにはシートがかけられた。

 今季の阪神は中止試合が多く、すでに今月26日からの13連戦は決定済み。この日の試合が流れると、20連戦となる可能性もあるため、整備を担当する職人集団「阪神園芸」は必死に作業を行った。雨脚が弱まり始めた午後3時55分に整備担当者がグラウンドへ登場。
土入れ作業、「トンボ」を使ってのグラウンド整備、ラインの引き直しなどをてきぱきとこなしたが、雨は止まず。午後4時33分には再びシートに覆われ、4分後の午後4時37分に無念のノーゲームとなった。

 合は阪神・青柳、巨人・今村の両先発投手で午後2時に開始。巨人が2回に1死二塁からゲレーロの右前適時打で先制し、4回にはマギーの左中間フェンス直撃の二塁打などで無死一、三塁としてから亀井の併殺打の間に1点を追加。巨人が2―0でリードしていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00000133-spnannex-base