オランダの名将フース・ヒディンクが、U−21中国代表監督に就任し、2020年の東京オリンピックを目指す意向を明らかにした。

2016年6月にチェルシーの監督職を退き、その後は北朝鮮代表のディレクター職を務めたヒディンク。同氏は母国のTV番組『ヴェロニカインサイド』で「もはや監督業を引退するつもりでいたが、中国でU−21世代を指導することになった」と発言している。

「中国は今、オリンピックに出るつもりで力を入れている。2020年の東京オリンピック出場を目指しているんだ。私にとっても魅力的な仕事だと思ったんだよ」

また、一部中国メディアの報道によると、ヒディンクはU−21中国代表を指揮することで、年間400万ユーロ(約5億1200万円)のサラリーを受け取ることになっているという。

1946年生まれ、現在71歳のヒディンクは過去にオランダ、韓国、オーストラリア、トルコなどを率いて、国際大会で結果を残してきた。果たしてU−21世代の中国代表を指導し、東京五輪への出場を果たすことができるのか。名将ヒディンクのアジアでの再スタートに注目が集まるところだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00000003-goal-socc