2時間すべてがオードリーの春日俊彰ショー――。
テレビ東京が9日夜のゴールデン帯に、ほぼ春日さんだけの2時間特番を放送します。
芸人としてはもちろん、エアロビクスやフィンスイミング、東大受験に挑戦と仕事の幅が広がっている春日さんも、「変わってる」と話すこの番組。
手がけたのは、「家、ついて行ってイイですか?」などの演出でもある高橋弘樹プロデューサーです。
「春日さんは、本当はすごい『熱量』がある。でも、表には出さない。そこが魅力だった」。
春日さん本人も驚いた起用の理由を語りました。(withnews編集部・丹治翔)

目立ちたがりの業界で新鮮
 番組は日曜ビッグバラエティ「空から村人発見!パシれ!秘境ヘリコプター」。
ヘリコプターで山奥に住む人たちの願いをかなえる内容ですが、旬のタレントは起用せず、相方の若林正恭さんに代わって総合司会も春日さんが務めます。
「春日一本なんて、深夜番組かと思いましたよ」。春日さん自身も驚く、異色の番組です。高橋プロデューサーに話を聞きました。

――ゴールデン帯の2時間特番で、ロケとMCのすべてを春日さんにしたのは

「僕が春日さんに感じた魅力は、熱量が実はあるのに、それをアピールしないことです」

「過酷なロケにチャレンジする時、その大変さを、テレビっぽく過剰にアピールしない。そんな人は、目立ちたがりのテレビ業界ではあんまりいないから、新鮮で魅力的で。
リアルなものを求めている今の視聴者に、伝わるんじゃないかなという気がしてお願いしました」
「なので、旬がどうだとかは考えず、『春日さんで2時間やってみたい!』と。実際のロケでも、春日さんと一般の方の距離感がとてもよかったです」

――MCはどうでしたか

「ぎこちなかったです(笑)! でも、こなれた感じが嫌いなので、とてもよかったです」

「春日さんが失敗しても、若林さんがすぐにフォローで面白くしてくれていて。なんか、見たことないオードリーでした」

予算の大半はガソリン代

――春日さんがインタビューで「2時間ずっとヘリなんて聞いたことがない」と話していましたが、この企画を思いついたきっかけは

「一言で言えば、『タケコプター』があったらいいな、をそのまま実現しました」

「『空から日本を見てみよう』という空撮番組をやっていた時に、山奥の集落をずっと撮っていて、『なぜこんな所に人が住んでいるんだろう』と思ったんです。
スタッフと話しているうちに、そのような場所にいる人たちは、どんな不便さを抱えているのか、裏を返せば、どんな『夢』があるのか、というのが知りたくなりました」

「番組は『いいことしている』面が目立って見えてしまいがちなんですけど、根本は、「『タケコプター』があったら、何をしよっかな?」というライトなもの。童心の妄想をかなえるくらいの、気楽な気持ちで見てほしいです」

――春日さんは「ヘリの使用料」も気にしていました

「予算のかなり、というか大半をヘリのガソリン代につぎ込みました(笑)。春日さんのギャラの8〜10倍ぐらいかな……」
会社で「要注意扱い」に

http://news.livedoor.com/article/detail/15278853/
2018年9月9日 7時2分 withnews

http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/f/ff01f_1446_3e39a18a_c7976a86.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=HC0ev-IwQhA
018 09 08 オードリーのオールナイトニッポン 2018年09月08日