9月4日の午後7時半過ぎ。台風21号の影響でジメジメとした空気が漂う中、明治記念館(東京・港区)には多くのメディア関係者が集まっていた。

「蓬莱の間」で行われたのは、10月13日公開の映画『日日是好日』のプレミアム試写会。
壁一面に飾られている、「蓬莱山」を描いた縦3.6m、幅18mもある綴錦織を左手に、主演の黒木華(28才)や大森立嗣監督(48才)らが立ち、挨拶。
フォトセッションには高円宮久子さま(65才)もご臨席され、会は滞りなく終了した。

報道陣が最も気にしていたのが、樹木希林(75才)の“動向”だった。この映画は、黒木演じる主人公が茶道を通して成長していく物語で、
樹木は茶道教室の先生という重要な役を演じている。

「当初、希林さんは試写会に出席する予定はなく、事前にマスコミに配られていたリリースにも名前はありませんでした。
しかし、“極秘で試写会に来る”という情報が流れ、そのために集まったメディア関係者も少なくなかったようです。
が、結局は前日に急遽キャンセル。“この度高円宮久子妃殿下(中略)の御臨席を賜りましてひたすら有難く頭を低れるばかりです 台風接近もともない申し訳なく涙涙でございます 
心ふるえるような時をいただいてをります”という直筆メッセージが配られ、黒木さんが代読しました」(スポーツ紙記者)

樹木は8月13日に左大腿骨を骨折し、15日に手術。現在も入院生活を送る。

「希林さんは久子さまが試写会においでになることを病室で聞き、“ありがたい”と、拝むように胸の前で手を合わせました。
そして“なんとしても私も出席したい”と話したそうです。久子さまは2015年に希林さんが主演した映画『あん』の試写会にもご臨席されていて、以前から交流がありました。
久子さまがお出ましになられたのも、“樹木さんが出られるから”という理由もあったそうです。
希林さんは無理を押して試写会に出席しようと考えていましたが、試写会の前々日、体調が急変。本人は“最後の外出”というくらいの覚悟はあったようですが…」(樹木の知人)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180906-00000013-pseven-ent
9/6(木) 16:00配信