フローニンゲンのMF堂安律が5日に行われた日本代表の練習後、報道陣の取材に応対した。

フローニンゲンの中心として活躍する堂安は、20歳ながらもフル代表に初招集された。この日は日本代表の背番号が発表され、堂安は21番を付けることが決まっている。背番号について、堂安は「今日の練習が終わって気づきました(笑)。ああ、そうなんやって。初めてですね」とコメント。二桁の番号であることに関しては、「もちろんいい番号もらえれば最高でしたけど、ただ、21番でもいい選手がいるなって思わせたいなと思います」と語りつつ、将来的にエース番号の10番をつけたいか問われると、「目指せるなら。そういう発言は結果を残してからしたいですね」と冷静に回答した。

また、ロシア・ワールドカップや同大会での日本代表を外から見ていた感想として、「すごい感動を与えてもらって、やはり自分自身、何してるんだって思わせてもらった。ただそれ以上に、同い年(1998年生まれ)のムバッペやイ・スンウたちの方が刺激はもらいましたし、彼らが10番をつけている姿を見て、技術だけじゃなくメンタル的にも素晴らしい選手だなっていうのは思わされました」と同世代の選手を称賛した。また、プレースタイルがリオネル・メッシに近いのではないかと問われると、「いやあ、メッシはちょっと求めすぎなんで(笑)。メッシに追いつけるように頑張ります」と冷静にかわした。

日本代表は今回のキリンチャレンジカップでチリ代表(7日/札幌ドーム)、コスタリカ代表(11日/パナソニックスタジアム吹田)と対戦。オランダで成長を続ける堂安がサムライブルーでインパクトを残せるかにも注目だ。

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