第12回U18アジア野球選手権が3日に開幕。連覇を目指す日本は1次ラウンドA組初戦で香港と対戦。結果は19安打で26得点を挙げて26-0の圧勝。白星発進となった。

 大阪桐蔭の中心人物だった根尾昂が3回でサイクルヒットを達成させるなど活躍。2回に打者24人で19点を挙げるなど試合をあっという間に決定付けると、先発の野尻投手(木更津総合)も3回をノーヒットとまったく危なげなし。力の差を見せつけた。

 そう、力の差がありすぎたのだ。

 香港投手陣は速球が100キロに届くか届かないかで、守備もガタガタ。体格も小さく「大人と子供」状態の試合になってしまっていた。

 もちろん勝負の世界であり、選手たちはまったく悪くはなく、それが競技というものだ。ただ、もはや「中学生でも勝てそう」な相手が代表国として出場する「国際大会」への疑問はやはり拭えないようだ。

「あまりのレベルの差、というよりはもはや『普及の差』がはっきりしてしまう内容に『これでは五輪種目から外されるわけだ』という声が出るのも仕方ありませんね。東京五輪では一時復活しますが、今後はまた外されるのでは、と今回の試合を見て改めて思った人は多いようです。盛んな国とそうでない国の差がありすぎて、盛んな国が少ないわけですから......。

せめて日本や台湾、韓国に『シード権』を持たせてもよかったのでは、と思ってしまいます。このままではマイナースポーツのイメージが強まるだけですよ」(記者)
 どこか日本代表の自己満足にすら見えてしまう今回の試合。

 日本の選手たちにとっても「何も得られなさそう」な試合という意味では被害者かもしれない。
(文=エンタMEGA編集部)

2018.09.03
https://biz-journal.jp/i/gj/2018/09/post_7751_entry.html

1 2018/09/04(火) 06:14:14.49
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1536029270/