1日放送の日本テレビ系報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)で体操女子で16年リオ五輪女子代表の宮川紗江(18)が日本協会の塚原千恵子強化本部長(71)のパワハラを告発した問題を特集した。

 この告発を夫の塚原光男副会長(70)が「全部ウソ」と発言したことに辛坊治郎キャスター(62)は「あの言い方自体がパワハラ体質だな」と指摘した。

 塚原夫妻は8月31日に今回の問題への見解を文書で発表した。その中で千恵子氏は「高圧的だった」と宮川が感じた翌日にあたる7月16日の会話を録音したことを明かし、その音声を複数のテレビ番組で公開した。

 こうした姿勢に辛坊氏は「弱い者が自分を守るために録音することはありますが、権力者側が相手に知らせずに録音する手法は、当然、録音している側は録音していることを前提にしゃべります、相手はそれを知らずにしゃべってくるわけですから、いかがなものかと正直思うんですが」と示し、「その手法を含めてアスリートとしてフェアじゃない」と主張していた。

2018年9月1日 8時43分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15241897/