武藤嘉紀は途中出場
プレミアリーグ第3節、ニューカッスル・ユナイテッド対チェルシーが26日にセント・ジェームズ・パークで開催された。

武藤嘉紀が所属するニューカッスルと開幕2連勝中のチェルシーが激突した。武藤は開幕2試合と同様にベンチスタート。一方、チェルシーのサッリ監督は、3−2で勝利した前節のアーセナル戦からバークリーとウィリアンに代えてコバチッチとアザールを起用する2点を変更した。

試合は立ち上がりからチェルシーが押し気味に進める。なかなかチャンスを創出できないチェルシーだが、24分にはエースが個人技からゴールに迫る。バイタルエリアでドリブルを仕掛けたアザールがペナルティアーク左付近でシュート。これは惜しくも枠の右にはずれた。

ハーフタイムにかけてもチェルシーがペースを掌握する。すると、立て続けにペドロがゴールに近づく。まずは35分、ボックス右で仕掛けると、カットインから左足でシュート。ファーサイドを狙ったが、これはゴール左にはずれる。さらに直後には正面でアザールのパスをダイレクトで叩いたが、今度はGKの正面を突いた。

ゴールレスで迎えた後半もチェルシーがニューカッスルを押し込む。ジョルジーニョのパス出しからペドロとアザールの仕掛けを軸に攻めるチェルシーだが、ニューカッスルも集中した守備で応戦し、得点を許さない。

状況を打開したいチェルシーのサッリ監督は65分にモラタに代えてジルー、そして69分にはペドロを下げてウィリアンを投入する。そのチェルシーは72分、正面のロングレンジでリュディガーが右足を一閃。強烈なシュートがゴールに飛んだが、左のクロスバーを叩いた。

それでもチェルシーは、76分についに先行する。ボックス左で仕掛けたマルコス・アロンソがシェアーに倒されてPKを獲得。このチャンスでキッカーを務めたアザールが冷静にゴール左にシュートを突き刺し、チェルシーがリードを手にした。

一方、ニューカッスルのベニテス監督は78分に武藤を投入。すると83分、ゴールキックから右サイドのイェドリンがクロスを入れると、ニアサイドに走りこんだホセルがヘッド。このシュートがゴール右上に突き刺さり、ニューカッスルが同点に追いついた。

しかし、再びチェルシーが勝ち越しに成功する。87分、左サイドのFKでキッカーを務めたウィリアンのクロスをボックス右のジルーがマイナスに折り返す。最後はマルコス・アロンソのシュート性のボールにゴール前で反応したイェドリンがオウンゴールを喫してしまい、チェルシーがスコアを1−2とした。

結局、試合はそのまま終了。チェルシーが開幕3連勝を記録した一方、ニューカッスルはリーグ戦未勝利となっている。

■試合結果
ニューカッスル・ユナイテッド 1−2 チェルシー

■得点者
ニューカッスル:ホセル(83分)
チェルシー:アザール(76分)、OG(87分)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00010002-goal-socc