2020年東京五輪・パラリンピックの組織委員会は24日、2年後のパラリンピックのチケットの価格帯を公表した。競技の最高額は車いすバスケットボールと水泳の7千円、最も安いのはゴールボールなど4競技の900円となった。

 価格は12年ロンドン大会を参考に、その競技の人気や会場の収容人数、立地などを考慮し「総合的に決めた」(組織委)。大会全体では開会式が最高額の15万円。開閉会式の最低価格は8千円とした。

 これら一般販売とは別に「企画チケット」として、子どもや障害者を含むグループ向けのものや学校単位で観戦できる低価格帯のチケットも用意するという。19年夏から組織委の公式販売サイトで販売開始予定。

 今月の車いすラグビー世界選手権で、日本の初優勝に貢献した池崎大輔選手は会見で、「会場にいないと分からない空気感がある。たくさんの人に来て味わって欲しい」と話した

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