インドネシアで開催中のアジア競技大会で、バスケットボール男子日本代表は22日、
現地で買春行為をして帰国させられた4選手を除く8人で戦い、88―82で香港に勝利した。
試合後、選手たちは平常心で臨めなかったことを明かし、疲れきった表情を見せた。

 バスケットボールは、試合中に何度も選手交代ができる。
日本は選手数が12人から8人に減り、不利な状況で試合が展開。
後半には疲労やプレッシャーからミスも増えた。

 問題発覚後、選手の間で選手村から外出しないことを確認しあったといい、
試合後、報道陣の取材に応じた辻直人選手(28)は「頭では集中しないといけないと理解していたが、できなかった。
今回試合ができたことを感謝している」と言葉を選びながら話した。

佐古賢一アシスタントコーチ(48)は「チーム全体が反省し、今回してしまったことの大きさを感じている。
一つでも良い成績を残したい」と話した。

 日本代表は1次リーグで2勝1敗となり、他チームの成績次第で準々決勝進出が決まる。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20180822-OYT1T50138.html