USA Networkが、映画『ジェイソン・ボーン』の世界を舞台に繰り広げられるテレビドラマ『Treadstone(原題)』の製作を正式に発表した。

Varietyによると、このドラマでは超人的なスパイや暗殺者を育成する極秘計画「トレッドストーン計画」に焦点が当てられるとのことだ。トレッドストーン計画は被験者の倫理観を破壊することで、ゴールを達成するプログラム。

ドラマのシーズン1では、複数の被験者がミッションを達成するために「覚醒する」様が描かれるという。同作品の製作は2019年に開始される予定だ。   

『Treadstone(原題)』は『ストレンジ・ワールド』や『HEROES/ヒーローズ』シリーズの製作で知られるティム・クリングが脚本と製作総指揮を務める。他の製作総指揮者にはベン・スミス、ジェフリー・ウェイナー、ダン・フレドキン、ブラッドリー・トーマス、ジャスティン・レビー、そして同作品のパイロット版の監督に決まったラミン・バーラニが名を連ねている。

USA Network代表クリス・マッカンバーは、「USA Networkは過去12年間で最も評価されてきたエンターテイメントネットワークだ。これまでも大規模で冒険的な番組製作によるダイナミックな作品を送り出しているし、そういった意味で今回のトレッドストーンという神話を超えるものはない」とコメント。

トレッドストーン計画は、マット・デイモンがシリーズ全5作のうち4作で演じたジェイソン・ボーンを生んだプロラグムとして知られている。『ボーン』の世界観は元々、第3作目までの映画の原作となった小説『ボーン』3部作の著者ロバート・ラドラムによって形作られた。後続の『ボーン』小説は他の作家が執筆を担当している。

『Treadstone(原題)』は今年4月、『Erase(原題)』、『 Briarpatch(原題)』そして『Dare me(原題)』の3作品と共に1時間のパイロット版作成が決まった。

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